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バリ(返り刃)

みなさん、こんにちは。

今日はシザーの「返り刃(*以下、バリ)」についてお話しします。

突然ですが、現在、皆さんのシザーの刃元(又は刃中)がガリガリしていませんか?

それがバリと呼ばれるものです。それは鋭い刃と刃が擦れてできる金属のカスです。これが切れ味を悪くし、開閉感を鈍くします。

「使用後にセーム皮で汚れ、バリを拭いて下さいね。」と各シザーメーカーさんに言われているかと思います。

しかし、皆さんのお客様の髪を切っている時にバリが出てきては困りますよね。

それが当たり前だと思っている方、なんか変だなと思っている方・・・・

実はこのバリを出にくくする技法を当店で行っております。(企業秘密ですし当店シザーに施しています。)

ちなみにこの技法は研ぎ、修理で多種メーカーのシザーを拝見しましたがどのメーカーも行っていませんでした。

なぜなら、

細い針の穴に糸を通すぐらい繊細かつ正確な技術が必要だからです。

この技法を施しすぎてもシザーが全く切れなくなるので、 全神経を集中させ時間をかけて仕上げています。

バリが出にくい利点は以下です↓

・軽い開閉感の持続(摩擦レス)

・刃を痛めにくい

・永切れ

・安定した切れ感

・お客様の髪を痛めない

以上、今回はバリについてお話ししました。

ぜひ、お試しで実際に当店シザーを使って体験して見てください。

よろしくお願いします。

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